撮影日：2004年9月3日

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02・伝前田利家邸

03・木樋跡

01・大手道

04・伝羽柴秀吉邸下郭

05・伝羽柴秀吉邸石垣

06・伝徳川家康邸

07・伝羽柴秀吉邸上郭

08・大手道

09・大手道

10・大手道の石仏

11・伝武井夕庵邸

12・大手道、伝武井夕庵邸

13・伝森蘭丸邸、伝織田信澄邸

14・黒金門跡

15・黒金門石垣

16・黒金門石垣

17・二の丸

18・織田信長廟所

19・織田信長廟所

20・本丸、天主台

21・本丸、楚石

22・天主入口

23・天主跡

24・天主跡

25・天主跡

26・旧�ﾊ見寺三重塔

27・旧�ﾊ見寺三重塔

28・二王門

29・安土城遠景

☆名称（別称）

安土城

☆所在地

滋賀県蒲生郡安土町下豊浦

☆地図

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☆創築者、創築時期 

   （改修者、改修時期）

天正4年（1576年、織田信長） 創築

☆城主

織田氏

☆遺構・復元物

城跡、石塁、天守台が現存し館跡などが修復復元されています。城跡は国の特別史跡です。また、旧�ﾊ見寺の三重塔、桜門（仁王門）、木造金剛二力士像が国の重要文化財に指定されております。

☆一言歴史

 織田信長は尾張那古野城で生まれ、幼少期はうつけ者として将来を危惧されましたが、父信秀の死後、見事に織田家中をまとめて戦国大名として名を馳せていきます。他の戦国大名と異なるのは、ただ自領を拡大させるのではなく、はっきりと天下を手中に収めようとする考えを持っていたことがあげられます。したがって信長の勢力拡大の特徴は領地の拡大に伴って居城を移していることがあげられます。事実、那古野城→清洲城→小牧山城→岐阜城と移って、天正4年（1576年）に安土城を築いたころほぼ天下を手中に収めます。

 しかし残念なことに、明智光秀の謀反により志半ばで討たれてしまいます。信長は最終的には大坂（当時は石山）に居城を移すつもりだったのでしょう。その意志は羽柴秀吉に受け継がれますが・・・

 ちなみに安土城の築城総奉行は、重臣の丹羽長秀でした。信長の独創的な考えを良く汲み取って（大変苦労したと思いますが・・・）、当時の寺社造営にかかわる職人集団を指揮し、無事安土城を築城しました。

 丹羽家は後の関ヶ原の戦いにおいて西軍についたため禄高は一時大幅に減らされましたが、丹羽家の優れた築城技術を惜しんだのか江戸幕府にも取り立てられ、秘伝の築城技術は、子の長重や孫の光重により奥羽の要衝である白河城や二本松城で再度発揮されます。

☆私的見所

 建築物が全く残っていないですが、大手道周辺の石垣は復元されていますし、各郭も整備されています。行ける所全てが見所といってもいいでしょう。ちなみに八角平方面が整備中で行けなかったのが少し残念でした。またいつか来たいと思います。次回は観音寺城にも行ってみたいですね。