与板陣屋

撮影日:2004年5月13日

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01・復元冠木門

02・現存大手門

03・現存大手門

04・直江山城守兼続像

 

☆名称(別称)

与板陣屋 (与板城)

☆所在地

新潟県三島郡与板町大字与板

☆地図

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☆創築者、創築時期 

   (改修者、改修時期)

寛永11年(1634年、牧野康成) 創築(現地から少し離れた場所でした。)

文政6年(1823年、井伊直朗) 現地へ移転

☆城主

牧野氏 - 井伊氏

☆遺構・復元物

大手門(西本願寺与板別院へ移築)、切手門(恩行寺へ移築)、復元冠木門と塀など。

☆一言歴史

 この与板陣屋は直江氏が居城した与板城とは別物で、寛永11年(1634年)に主牧野忠成の次男牧野康成が1万石を分封されて与板に陣屋を築いたのが始まりです。当初は現地からもう少し南側の信濃川に近い、神社がある辺りだったのでしょう。

 

 元禄15年(1702年)牧野氏が小諸へ転封となった後、宝永2年(1705年)に井伊直矩が入封しました。文政3年(1820年)井伊直朗の時に城主格に格上げとなったので現地に築城を始め、3年後に完成、移転してきました。以後井伊家が在城し明治を迎えます。

 ここも与板城と言っているのは、井伊家が城主格だったからなのでしょう。

☆私的見所

 与板城は3つありますが、そのうちの一番新しい井伊氏が在城した与板陣屋(城)です。大手門、切手門が現存し、城跡には冠木門が復元されて与板町交流センターになっています。

 近くには、江戸時代の豪商の別荘楽山苑、少し離れて飯沼氏築城でもっと古い本与板城直江兼続居城の与板城(城山)などがあります。

 

※関連・近隣史跡

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